• テキストサイズ

RUMBLE 【OP 原作沿い長編】

第31章 arousal






ローは乗ってきた小型船でミストリア島に戻り、海軍支部に出向いた。ミストリア島は“新世界”の入り口にある海軍本部・ニューマリンフォードからも程近く、本部との繋がりも強い。

『出来るだけ早く、海軍本部まで送って欲しい』というローの要望は叶えられ、翌朝の本部への連絡船に乗船することが決まった。

乗ってきた小型船を、海軍の連絡船に くくりつけた。帰りは出来ればミストリア島を経由せず、直接 戻りたい。ログの取れないパンクハザードへの航海にリスクはあるが、この辺りの海図は手に入るだろう。少しでも時間が惜しい。


多少無理をしてでも
能力を使ってでも
なんなら 船を乗り捨ててでも

出来るだけ早く帰りたい


──── アルコのもとへ




『女が無事 目覚めたら…、海軍本部で取ってきて欲しい情報がある。“七武海様”には容易(たやす)い御使いだろう…?』


不本意だが、シーザーには“借り”がある。アルコを目覚めさせることが出来たのは、アイツの助言のおかげだ。“借り”を作ったままにしておく訳にはいかない。

そうでなくても すでに ────

ローは服の上から、自分の胸を触った。そこにはぽっかりと四角い穴が空いている。


要望や取り引きには素直に応じて、出来るだけ身軽な状態にしておかなければ

来(きた)るべき“好機”のために







翌日

午前中のうちに海軍本部・ニューマリンフォードの裏口の港に到着した。

半年ほど前、アルコと“赤い土の大陸(レッドライン)”を越えた時に訪れた本部の入り口や港は『表側』だったようだ。『裏側』には海軍の船や物資搬送船など、物々しい見た目の船が停泊していた。海兵や“揃いの服”を着た搬送員らしき団体も、どこか物騒な雰囲気をまとっている。以前、グレート・鰤(ブリ)テン島の美麗な帆船が停泊していた『表側』とは大違いだ。

しかし ローはそんなことは関係ないとばかりに、案内役の海兵よりも先に海軍本部の建物へと歩みを進める。海兵はローを慌てて追いかけ、資料室へ入る手続きを済ませた。




/ 834ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp