• テキストサイズ

RUMBLE 【OP 原作沿い長編】

第30章 in the fog 【後編】









* *





ホテルの部屋



ローは身体のあちこちに痛みを感じて目を覚ました。

霧がかかったような頭で、おもな痛みの元を探す。キリキリと刺すような右肩の傷と、ズキズキと重い後頭部を労りながら、無理やり身体を起こした。


外は夜。部屋も暗い。
しかし街灯の明るさと外の喧騒が、うっすらと部屋にまで漂っていた。


傍らにはアルコの頭があった。
ベッドサイドの椅子に座り、ベッドに頭を預け彼女自身の腕の中に丸まっている。目を閉じているかどうかは、つややかな黒髪に守られていてわからなかった。

ローはアルコの肩から腕にかけて巻いてある包帯に手を伸ばした。


(アルコも、怪我をしたんだった…か。アルビダ達のいる屋敷で爆発があって…?)


曖昧な記憶を探るようにアルコの髪に触れる。


(怪我……、熱は…?)


それを確かめようと、黒髪をかきわけて首筋に触れた時、アルコがゆっくりと頭を起こした。浅く眠っていたらしい。









/ 834ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp