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RUMBLE 【OP 原作沿い長編】

第1章 “麦わら”との冒険



ローグタウン
“剣士”とともに訪れた『いっぽんマツ』の武器屋。




「おれの『運』と三代鬼徹の『呪い』…
どっちが強ェか試してみようか…」


「バカなマネはやめろ!!!
腕が無くなる!!!

斬れ味は本物だぞ!!!!」

入り口付近の壁にもたれて、店主に“トロ女”と呼ばれた眼鏡の女性と“剣士”のやり取りを微笑ましいげに眺めていた彼女も、さすがに驚き目を見開いた。




スルッ
妖刀は当然のように、“剣士”の腕をすり抜ける。


トン…!!
深く床に突き刺さった刀。


「もらってく」









武器屋を出た“剣士”は、上機嫌に3本の刀の頭をさすっている。

2、3歩後ろを歩く彼女は、その姿をぼんやりとみつめていた。


──── まただ

この“剣士”の生命力を見せつけられた

焦燥

胸がザワザワする


“剣士”は、妙な気配を向けられたことを知ってか知らずか、後ろを歩く彼女に前置きなく話しかけた。

「『それ』、折れねェのか」

そう言って“剣士”は親指を立て、自分の背中を指す。


「ああ、『これ』?」

彼の言う『それ』が、彼女の背負っている竪琴の中の剣を指していることを理解した。


折れるわけがない


彼女の剣は、覇気を纏っている。


「鍛えてるからね」

「そういうもんか?」

「刃こぼれしようものなら…怒られちゃうよ」

“剣士”の肩がピクリと反応する。


──── しまった

自身の武器の扱いについて話したつもりが、彼にとって無視できない“鷹の目”を連想させることを言ってしまった。

彼のプライドをくすぐろうと、慌てて言葉を繋げた。

「あんな鬼みたいな戦い方、折れてもしょうがないよ。むしろ覇気なしであそこまで…」

「ハキナシ?」


──── さらに しまった

ここは “最弱の海”・イーストブルー。

彼に覇気の概念を伝えるには、少々面倒そうだし、自分が教えたところで、意味はないだろう。

こればかりは、己で体得する『感覚』なのだ。


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