• テキストサイズ

RUMBLE 【OP 原作沿い長編】

第27章 価値観



アルコはローの言葉に安心したようだが、ローの思考はさらに深いところへ及んでいた。

金(かね)の流通していない…『ベリー』という通貨のない島

以前、ディンの言っていた
私利私欲のために“神”を利用する島
グレート・鰤(ブリ)テン島の“教会”の管理

ひょっとすると この島は“男の宝”をグレート・鰤(ブリ)テン島の“教会”に払って、薬やなんかを仕入れているのかもしれない
そのための“儀式”なのもしれない


ローは、木片に錐(きり)で穴を開け始めたアルコをチラリと見た。


アルコに そんなこと言うと、島中の処女を先導して革命でも起こしそうだな


「なに? なんか…企(たくら)んでる?」

「いや…、できたか」

「うん。ありがとう」


アルコはハートのネックレスを外して、後ろのチェーンに木片のかけらをつけた。後ろの留め具が前に回ってこないように、後ろに垂らしたチェーンの先につける。

ローに渡して後ろを向くと、彼はそれをつけてくれた。


微笑みあっていると、なにやら海のほうから騒がしい気配がした。


「おーい! いたぞ! あの島だっ!!」
「キャプテン・バギーッ!!!」
「西へ東へ! 探しましたよ~!!」


3隻の大きな船が現れ、こちらに向かってきているようだ。

「おめェら…、来てくれると思ってた…会いたかったぜ!!」

バギーは砂浜の上で涙ぐみながら飛びはね、船を迎えていた。




/ 834ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp