第6章 海底から見る光
『TRAFALGAR・LAW 200,000,000-』
──トラ、ファルガー
「ロー…
に、2億ベリー!!!??」
目玉がぐるぐるする。
このローという男が、1億2000万のゾロと3億のルフィに挟まれる構図が浮かぶ。
戦闘タイプの違うゾロとルフィにそこまで力の差があるとは思わないが、なるほど、お強いわけだ。
「お前は」
「わ、私? 私は賞金首じゃないわよ」
「おれは、1億でお前を買ったぞ」
「え……?!!!? ハァ???」
「シャチはあの時、キャプテンのこと軽蔑しただろ」
と言うのは落ち着いた様子のペンギンという男
「いや、あれは完っ全におれの誤解だったね」
オークションの時とは別人のような、軽い笑顔をみせるサングラスをかけたシャチという男
「おれは信じてたけどね」
本人はキリッとした顔をしてるつもりの白クマのベポ
─── うそでしょ。あのオークションで?
舞台上で気を失っていた瞬間があったことを思い出す。
その後のオークションを見ていたが、人間の相場は高くても1千万くらいだったはずだ。
会場は、さぞかし白けたに違いない。
値踏みされた自分の金額が、ゾロの懸賞額より低かったことが、一瞬だけ ひっかかった。
── どこまでも続く、対抗心。
「払ってねェけどな」
全員が悪そうな笑みを向けてくる。