第26章 漂流
「ロー! 大丈夫?! ヘンな生き物なら取ったよ」
「ぐ………っ、うァ…」
ローは、いまだに冷や汗をかいて苦しそうにしている。アルコは横になったローの肩をさすりながら、全身を観察した。
まだ苦しんでる
さっきの“ヒトデ”が原因じゃないの?
どうしよう
どうすればいいの
どこが異常なの
わからない
でも………
1ヶ所だけ
わかるのは
いや、“異常”ではないんだけど
“通常”ではないのは……
「………………」
アルコは“その場所”を凝視した。
(パンパンになってる…なんで??)
アルコは完全に勃起している“ソレ”に困惑しながらもローの耳もとに顔を寄せて、再度尋ねた。
「ねぇ…、まだどこか痛いの? …ここ?」
“その場所”を下着の上から そっと擦(こす)りあげながら問いかけた時、ローの身体がビクリと痙攣した後、彼は薄目を開けた。
「う……、あぁ、アルコ…」
「よかった! 気がついた。
ロー、島に着いたよ。でも、どこか痛いんでしょ? 大丈夫? どうすればいいの?」
アルコの矢継ぎ早の質問に、ローは煩(わずら)わし気に眉を寄せた。
「……わ、からねェが………うゥァッ!」
──── ビク、ビクッッ!!!
再び腰から痙攣し、苦しそうに悶え始める。アルコは真剣な顔で迫った。