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RUMBLE 【OP 原作沿い長編】

第1章 “麦わら”との冒険



東の海(イーストブルー)
“航海士”を追ってアーロンパークへ向かう小舟。




“麦わら”、“コック”、ヨサクと呼ばれる賞金稼ぎとともに、彼女の姿はあった。

「いや~、コックと音楽家がいっぺんに仲間になってくれて、ついてるなー!」

麦わら帽子の少年は、晴れ晴れした表情で大きく伸びをした。
バラティエでクリーク一味を共闘して撃破したことで、彼女への警戒心も溶けたのだろう。

「待って!  私、『仲間』にはなってないから」

「なんでだよー。船に乗せろっつっただろ」

「乗せて欲しいけど、何て言うか…『乗客』として?  グランドラインに入ったら、自分で何とかするから」



「帰りてェだけじゃないんだろ?  何か探し物?」

金髪の“コック”は、船の縁に身体を預けたまま言った。

「そうね、欲しい『情報』があるの」

「どんな情報?  おれも力になるぜ~」

“コック”は、女性に対して労力を使うことを厭わない性格のようだ。


「どんなって…、私の『体質』…についてかな」

「特殊な『体質』なのかい?」

優しい言い方で、さらに踏み込んでくる。

一瞬だけひるんだ彼女だったが、すぐに冷静な瞳を薄く閉じて微笑んだ。

「フフフ……秘・密」

「ハァー、謎めいた君も、素敵だ~」


「そんなことよりさー」
「何が『そんなこと』だ!  オロすぞてめェ!!」

麦わら帽子の少年は彼女の楽器 兼 武器である竪琴を無遠慮に指差した。

「それ、楽器だろ?  ちょっと弾いてくれよ!」


彼女は立ちあがり、竪琴を胸元に抱え直す。
膝の上に乗せながら、もう一度同じ場所に座り、少年に負けない全面の笑顔でにっこり微笑んだ。

「もちろん」


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