• テキストサイズ

RUMBLE 【OP 原作沿い長編】

第24章 老人と船



「せいぜい10年が、限界だ」

少年は悟ったように言った。

「『恨み』や『疑い』、『怒り』。

負の感情を持ち続けるのは、容易いことじゃない」


「……だな」

ローは同意した。



──── ドンキホーテ・ドフラミンゴを倒す


『あの日』から
そのためだけに生きてきた

『恨み』『憎しみ』『呪縛』

おれのせいで、コラさんが死んだ
もう10年以上前のことだ

あの時 おれにもっと力があれば

『憎悪』『拒否感』『悔恨』

それを燃やし続けてきた


それなのに ────



アルコに出会って

こんなにも人肌が暖かいものだなんて
こんなにも温もりが離れがたいものだなんて
失うことを考えただけで、こんなにも恐ろしいだなんて

それは
失ってしまったコラさんの
“温もり”や“愛”を思い出させる

しかし
アルコへの感情を受け入れることは

おれのこれまでの
10年以上燃やし続けてきた
『決意』を否定することになりそうで

どうしても
どちらにも

振りきることができない



「『せいぜい10年が、限界』か…」


『あの日』から10年以上経った『今』だからこそ、アルコの言動や優しさがこんなにも染み入るのかもしれない


しかし ────





/ 834ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp