• テキストサイズ

RUMBLE 【OP 原作沿い長編】

第24章 老人と船



「この、クソ海賊どもがっ!!」

「待て」
「逃げようっ」
「ちょ、ちょっと待って!」


振り下ろされた銛を避けるように三人は一旦さがって散った。
アルコは尻もちをついた少年をかばうように肩に手を添えたが、老人は明らかにローをとらえていた。

砂浜まで下がったローは刀を抜かずに鞘で振り下ろされた銛を受けた。

「くっ…このジジィ」

ビリビリと鞘から腕まで衝撃が伝わる。

「か弱いジジィと思うたか、小僧」

ローが足払いを蹴り出すが、老人の足はびくともしない。

「か弱い小僧め」

「くそジジィ…」

ローは刀を押し返し、間合いを取って刀を鞘から抜いた。

その妖しくも美しい刀身に老人は感心するような声をあげた。

ローは左手を構えてつぶやく。

「“ROO ────」

「ストーップ! ストップ!!

ロー、やめて。闘ってどうすんのよ。
おじいさん、ごめんなさい」


アルコが二人の間に割り込んだ。


「おじいさん、私達 この島の小型船について知りたいんです」

「例の“海王類”は…」

「“ジブラ”だよ」


“海王類”の名前らしい。少年がそう呼べ、とでも言うようにローに助言した。


「“ジブラ”を倒したいのか」


「!!?」


ローのその言葉に、老人は驚いたよう目を開いた。




/ 834ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp