第23章 応酬
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アルコは扉に手をつき、立ったまま尻を突き出す体勢で、後ろから挿入されていた。
腰をつかまれ、ギリギリまで引き抜いては強く挿入される、を繰り返され、もうすでに何度かイかされていた。
「はっ、はっ……。ねぇ、口一…。
もう…おしまいにしようよ。…ん、ぅんッ…。
外、騒いでるよ………っぁは」
「まだだ。
お前…自分が、イったからって…」
「じゃあもうイってよ。
ほら、イってから、行って」
「嫌だ。
………オイ、締めるな」
アルコは足を閉じてぎゅっと力を入れ、出し入れを繰り返す口一のモノを強く押し返すように絞った。
その振るまいに、口一は持っていかれないようにするためか、中途半端な場所で動きを一旦止めた。
アルコは扉に手をついたまま、口一の方を振り返る。
「だって、イけないのかと思って」
「イけないんじゃなくてイかねェんだ。ほら、開け」
この状況で……。
いつまで続ける気なんだ、この男は。
だんだん腹が立ってきた。
「ねぇ、どしたの、おかしいよ?
なんで そんなに意地張って……」
強めに言った言葉に抗議するように尻をピシャリッと一撃叩かれ、場違いな破裂音が響く。
「あっ……、ちょっ…と!」
絞るように力を入れていたのに、それが一瞬緩んだスキに再び身体が揺れて、ガツガツと扉にぶつかるほどに奥まで突かれた。
尻がヒリヒリと痛んだが、叩いたその手でそのまま尻肉を鷲づかみにされたことでじんわりと熱を持つ。
アルコはブルッと身をよじる。
「うっ………!」
「お前を、イかせ、倒すっ、て、言っ、た、だろ。
ここでじゃ、何回も、できねェ、っ…」
今度は最奥まで強めに突かれたまま、グリグリとこねるように押し回されると、再び膣内に痙攣が訪れる。
「──── んんっ、ああぁっ……っ」
「ああ、そうだ、イけ……。
イってるな…奥まで」
口一は深く挿入している自分自身で、アルコの奥の痙攣を感じとった。凶悪な笑みを浮かべながら腰をつかみ直す。
「まだまだ」