第22章 Riot Grrrls
「聞きてェことがあるんだが…。
誰か、話がわかるヤツに会わせろ。
………“女”じゃ話にならない」
「……ヒナ屈辱」
ヒナがつぶやくと同時に、アルコは眉間にシワを寄せてローのひじあたりを平手でスパンッと はたいた。
「ロー! 謝って。
ヒナさんが『“女”であること』と『話がわからない人なこと』は関係ないじゃない」
「……あなたも大概、失礼よ」
ヒナは怒る気にもならない、といったあきれた様子で言葉を返す。
ローは二人の女の言い分に、頭を抱えてため息をついた。
「ハァー……
『お前らが封鎖した“あの島”へはどうやって行く』
この意味がわかるヤツに会わせろ」
「…七武海だからって、ココで何でも できるとは思わないで」
ローとヒナのやり取りが、急に緊迫したものに変わる。
お互いの立場や思惑(おもわく)を探りあうような会話に、アルコは口を挟まずに状況を見届けていた。