• テキストサイズ

RUMBLE 【OP 原作沿い長編】

第21章 in the silence



「起きろ。朝飯だ」




──────── やってしまった




重い頭をゆっくりと起こす。

外は再び朝だった。

ということは、時計2周分寝てしまったということだ。



ローは昨日も帰りが遅かったのかな

また長く寝ちゃったこと、バレていないかな

心を守るために必要なことだったなら、しょうがないことなのかな


フラフラと立ちあがり、顔を洗ってスツールに座る。

睡眠でいくらか吹っ切れた頭。

ローをみると、長く寝ていたことを咎める様子はなく、昨日の不機嫌さも感じられなかった。


「あれ、朝食………? 食べるの?

嫌、なんじゃないの」


ローは箸を取り上げた手を止め、固まった。それから少し考えて、フンッと鼻で笑うような息を吐いた。


「ああ、朝食が嫌なんじゃねェ」


「………………………」


















「パンが嫌いなんだ」













・・・・・え








「ぶはっ……………!!



ふふふっ………………………

………はっはっはっはっはっはっ!!」


「笑うなよ」


笑いすぎて涙でにじんだテーブルには、昨日アルコが頼んだ白い皿にパンや卵の乗ったプレートではなく、四角くて黒いお盆にご飯と味噌汁などが乗った朝食が2つ並んでいた。



/ 834ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp