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RUMBLE 【OP 原作沿い長編】

第20章 宝物




「宝石取引の会場は社交場みたいなもんだ。ほとんどの場合、高いドレスコードがある。
ボーヤ達のその格好じゃ……たぶん入れないよ。いい店を紹介してやろう」



翌日

40番GR(グローブ)
衣装屋 レインボーシャボン


シャッキーが紹介してくれた店に一行は到着した。

シャボンディ諸島の観光街となっている通りにある、3階建ての店。四角い建物はベージュ地にブラウンの幾何学的な模様が描かれており、ひときわモダンで目をひいた。

高級感ときらびやかさを感じさせる内装。

大理石の床にブラウンのじゅうたんがひかれていて、一歩足を踏み入れると誰もが自然と背筋が伸びる。


入り口付近は3階まで吹き抜けになっていて、天井の高い1階フロアにはソファやスツールが置かれている。らせん階段が3階まで伸びていてつい見上げると、高い天井からは涙のようなお洒落な照明が高さ違いでいくつか ぶらさがっていた。らせん階段は踏み板だけの透かし階段になっているため、圧迫感はなく、開放的な雰囲気だ。

1階は店舗、2階や3階は縫製作業や事務所になっているようで、吹き抜けを通じて作業をしている人の気配がした。


「あらぁ、いらっしゃ~い」

色黒でムキムキの見た目に似合わず女言葉を使う店長らしき男は『シャッキーの紹介だ』というとさらに友好的になり、ベタベタとボディタッチが激しくなった。


1階の壁面にはズラリと女物のドレスが並んでいた。

男のスーツを5着、女のドレスを1着見繕ってくれと言うと、男物のスーツはドレスの片隅に申し訳程度に置かれているだけで必要な数とサイズが足りそうになかった。仕方ないので仕立ててもらうことになり、男達は採寸するために1階の奥にあるフィッティングルームへ順番にあがった。


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