• テキストサイズ

RUMBLE 【OP 原作沿い長編】

第20章 宝物



「この島の海軍は」


『海軍は“取引をあえて見逃す”』と、コビーが言っていたのをローは気になっていた。

“見逃す”ということは、ある程度は知っているということだ。どこまで政府は関わっているのだろうか。

七武海となったローは、海軍と対立することなく自由に動ける立場ではあるが、それでも海軍の組織は巨大で色々なヤツがいる。

クルー達を危険にさらさないためにも、面倒はできるだけ避けて、効率的に情報を手に入れたいと考えていた。


「マリンフォードが新世界に移されたのは知ってるだろ?」


シャッキーは海軍の変革と現状について語りだした。

頂上戦争が終わり、“青雉(あおきじ)”クザン と“赤犬”サカズキ の決闘が勃発した。『ある島』で起こった決闘は10日間にも及び、“赤犬”が勝利し、元帥となった。

そのタイミングで、海軍本部はグランドライン後半の海“新世界”側へ移されたのだ。


“新世界”───────


四皇が君臨し、ルーキー達も次々と繰り出していく海。今まさに、世界のうねりが新世界に移っていく“過渡期”と言えよう。


頂上戦争以来、海軍と海賊の対立も一層激しくなっていく。巨大勢力のバランスが崩れる時は 近いのかもしれない。


「ボーヤが、まだこっち側にいるなんて………ちょっと意外だったわね。まぁ七武海なんだから、レッドラインの行来も自由か」


「じゃあ こっち側は、今、わりと手薄なんだ」

“前半の海”の最終ラインに位置するこの島は、以前のように海軍本部のお膝元ではないということだ。

南の海(サウスブルー)のウィスキーを飲みながら、アルコは確認するように問いかけた。

この酒が高いことを知っているアルコは、相変わらず舐めるようにチビチビと大事そうに飲んでいる。


「そうだね。以前よりは。おかげで無法地帯が広がってきてるよ、めんどくさい」




/ 834ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp