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RUMBLE 【OP 原作沿い長編】

第3章 金のために【シャボンディ諸島】



支度室の鏡で確認すると、ドーナツ状の首輪だった。
海楼石のものとは少し違うような気がする。


── 勝手に、いきなりつけてきて…壊れたらどうしてくれんのよ

首輪で下敷きになったハートのネックレスを外し、丁寧にドレッサーに置く。


首輪はなかなかフィット感があり、軽く力を入れて引っ張ってみるが緩みもしない。

首をめいっぱい回して後ろがどうなっているか見ようとしたが、合わせ鏡でもないと無理だとあきらめた。

そうこうしているうちに、肌と接している部分の金属の冷たさが消え、まぁどうでもいいか、という気分になってきた。


アルコに任された仕事は、開始1時間前の余興。

それと、オークションの間の2時間は、舞台上でそのまま待機し、トラブルがあった時にすぐに芸を披露すること。


たった3時間で30万ベリーもの金をもらえるんだから、ある程度の我慢は必要だ。

── 賞金稼ぎみたいに、血をみることはなさそうだし


ドレッサーの後ろには、ぎらぎらしたカラフルなドレスやタキシードがぎっしりとつるされている。

できるだけ露出が少ないものを選び、着替えとメイクをする。





コンコン

「時間だ、頼むよ」


そう声をかけられ、立ち上がる。


竪琴を担ぎ、支度室をそのまま後にしようとしたが

(大事なものは コレとコレだけ)

いつもつけているハートのネックレスと皮のロンググローブ。

今の状況ではどちらも つけることができないが、それでも肌身離さず持っていたい。


アルコはその2つをドレスのポケットに突っ込んで、支度室を後にした────


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