第17章 合流
そう言えば、ゾロとは結局また話をせずに、そのまま別れてしまった。
彼とのセックスとケンカ
どちらも、もう恥じたりもしていないし、後悔もしていない。すべて認め、受け入れ、消化するために必要なことだったと思う。不器用な自分達にはあのやり方が精一杯だった。おじさまはきっと、取り返しのつかないことになる前に やめさせてくれたんだ。怒ってはいたが、理解もしてくれたように思った。
ただ、ゾロとの関係や気持ちをローに理解してもらおうという気はさらさらない。ここでアホみたいに正直に言ってもしょうがないだろう。そもそも、自分はそこまで純粋な人間ではない。
それにローは、ルフィ達に対しては何か思うところがあるみたいだ。ローはローで彼なりの自由な思考や行動をして欲しいと願う。そのためにも、自分とゾロとの関係は胸に秘めておこうと思った。
まぁ、自分の気持ちや行動が、ローにそこまで影響を与えるとは思わないが。
自分の中で、ゾロへの気持ちに勝手に踏ん切りはついたが、向こうはどうだろうか。
きっと大丈夫。
彼の再出発までには、あと2年もあるらしい。どうせまた、ものすごいスピードで成長して、強くなって、いつもの彼らしさを取り戻すんだろう。
またきっと、私達はどこかで会える。
だって私は、まだ生きられるんだから。