• テキストサイズ

RUMBLE 【OP 原作沿い長編】

第14章 分岐



「すまない」

それまでうつぶせで伏せていたアルコが首をあげ、まっすぐみつめてくる。怒っているような、悲しんでいるような、やるせない表情だった。

「謝らないで。セックスの後は。二度と」




「………………………わかった」

もう一度謝りそうになったのをどうにかこらえた。



「わかれば、よろしい」

そう言ってベッドに座り直し、表情を一変させる。一瞬眉を寄せるように笑って頭をぽんぽんとされた。

子供扱いするようなその仕草に若干イラついたので、強めに引っ張り寄せ、抱き締めた。そのまま鼻先で黒髪をかき分けて首筋をきつく吸い上げてやった。

「っ………。やめてってば」

あきれるように怒るアルコの力の入った細い手首をとらえ、挑発するように自分の首筋をアルコの唇に差し出す。


アルコは、おれを じとりと見てから、触れるだけの乾いたキスを首筋にしてきた。




おれの『自由』を望むその行為に

ムカつきもしたが

『主義』を貫く姿勢に

尊敬もした






やはり お前は

『おれだけの 患者』だ


/ 834ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp