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彼とわたしの夢物語
第2章 真っ直ぐな彼
*良樹side*
放課後、図書室で真面目に勉強中。
『ねぇ、良樹〜。疲れた〜。数学理解できない〜。』
「ほら、集中しなって。あと1ページしたら終わりにするから」
『ん〜。頑張る〜。』
勉強してる松山をチラッと盗み見る。
まつ毛長いよな…。
俯いてる顔、可愛い…。
『良樹〜?なぁにニヤニヤして私の事見てるの?』
「べ、別にニヤニヤなんかしてないだろ…!」
やばっ…俺、そんな顔に出てたのか?
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