【ワンピース】貴方の側で【パウリー】(※設定修正加えました)
第2章 こんにちは、愛する人
「よし、今日はここまでだ。
オメら片した奴から帰っていいぞ!」
「「「「ういーす!!!」」」」
すっかり日が落ちて暗くなったウォーターセブンに
職人達の疲れきった声が響く。
職人達に声を掛けたあと、パウリーが私の方に目をやる
「オメェももういいぞ。」
『え?アンタはどうするの?』
「あ?帰るに決まってんだろ」
『ふーん…』
何だか呆気ないな、もっと造船について聞きたかった
どうやら私はこの世界に興味を持ってしまったらしい
今日見て回っただけでもとても魅力的に見えた。
何より皆キラキラして、少年のようで、
見ているだけではあったが本当に楽しかったのだ。
だからこそ、このまま「はい、おわり」には
呆気なさを感じてしまったのだ。
『………』
「………」
『………』
「………オイ」
『?…なに?』
「…飲みにでも行くか?」
彼からの思ってもいない提案に
私は弾けたように顔を上げて彼の顔をみた。
彼は人差し指で頬を掻きながら
視線をそらしつつ、居心地悪そうにしていた。
『え、いいの?』
「いや、俺もそんなつもりは無かったんだが…ッ!
お前、造船に興味ありそうだったからな!
今日は連れ回すだけで説明とか全くしてやれなかったから、お前が嫌じゃなけりゃ…///」
『行く!話聞きたい!』
「そ、そうか…!じゃあ俺の行きつけでいいか?」
『勿論、そこは任せるわ』
そんなこんなで私はパウリーと共に
パウリー行きつけの酒場へと移動したのだった。
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「おーい!ブルーノ、居るか?」
「ああ、パウリーか。いらっしゃい。」
「おう、邪魔するぜ。」
「?珍しいな、お前が女連れとは…」
『こんばんは』
「職場の奴だよ、色々訳があってな」
大柄の酒場の店主、ブルーノさんは
笑顔で私達を迎え入れてくれた。
席につくなり私の存在に興味を持ってくれたブルーノさんにパウリーは昨日からの出来事を掻い摘んで説明した。
「そうか…それは災難だったな」
『まぁ、昨日のことは私も不注意だったので…(苦笑)』
「まぁ今日はゆっくりして行くといい」
ある程度説明を聞き、納得した様子でブルーノさんは
カウンターへと戻っていった。