【ワンピース】貴方の側で【パウリー】(※設定修正加えました)
第2章 こんにちは、愛する人
「降ろすってなにが……!!!!!!!」
パウリーさんは逃げるのに必死だったのか
私を横抱きにしているのに今気づいた様だった。
「うおおお!///テメェ!!////何してやがんだァ!!///」
『あっ、ちょっと…ッ!!』
パウリーさんは状況を理解したらしく、その手を急に私から離した。支える者が居なくなった私はそのまま地面に落とされる。
『いったぁ…ッ!何すんのよ!!!』
私は思わず素の口調でパウリーさんに訴える。
「オメェこそ!何で俺のう…腕の中に居るんだよ!///」
『貴方が勝手に抱きかかえたんじゃない!』
「それはオメェが避けねぇから咄嗟に…!///」
『大体何で早朝からあんな人達に追われてるのよ!』
理不尽な痛みで私は敬語など頭から抜けていた。
打ち付けた腰をさすりながら私は立ち上がり、彼を問いただす。
「あ…アイツ等は…何でもねぇよ!」
『何でもないのに追われる訳ないでしょ!
誤魔化すならもっとマシな誤魔化ししなさい!』
「何だって俺がオメェに怒鳴られないといけねぇんだ!」
『自分行動振り返りなさいよ!』
「うぐっ…!」
パウリーさんは苦虫を噛み潰した様な顔をして私の顔を見た。どうやら振り返って考えた結果、自分の行いに否があるとわかったらしい。
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『借金取り?!さっきの人達が?!』
「あぁ、そうだ…」
『なに、貴方借金してんの?!』
「悪いかよ。ほんの少し、運が悪かっただけだ。
次はゼッテェ掛けに勝ってやる。」
『……………』
……呆れた。
昨日までの格好いい職人パウリーは何処へやら、
目の前の男は口を尖らせて、
まるで拗ねた子供の様に胡座をかいて座っている。
『はぁ…やっぱり変わってるわね』
「ンッだよ!何か文句あんのかッ!」
『大アリよ。大体貴方、
仮にもガレーラの職長なんでしょ?
それなりの稼ぎはある筈なのにどうして借金なんか』
「そんなの、直ぐ消えちまうに決まってんだろうが」
『嗚呼、わかった。貴方そういう人なのね…。』
「何でガッカリしたような顔すんだよ!!」
『そりゃあ、ガッカリしてるからね』
私は昨日、少しでもこの男を格好いいと思った自分に頭が痛くなった。