• テキストサイズ

僕等の青春【気象系BL】

第1章 出会い




改札を出て、にのとくだらない話をしてると、前の方にすごい人だかりがあった。

人だかりを作っていくのは殆ど女子で、真ん中にはキラキラした男が3人いた。

「なんだ?あいつら。」

「知らないの?!」

にのは化け物を見たかのような顔をして驚いた。

なんだよ…

「うちの学校の王子って言われてんだよ。特に、真ん中のやつはすごいモテモテで、目があった女子はみんな惚れてしまうって。」

ちょー有名だよ。知らない奴なんているんだ。

なんて、にのが言ってくるのを無視して、そいつを見ていると、視線に気づいたのか、目があってしまった。

「どしたの?智」
「もしかして、智も惚れちゃった?」

「えっ ま、まさか。何言ってんだよ。」

「ふーん。」
「まぁ、俺たちのスロースクールライフを邪魔されないと良いんだけどね。」

「うん…」

まさか、あの3人に振り回されることになるなんて、俺もにのもまだ知らない。
/ 40ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp