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僕等の青春【気象系BL】

第2章 急接近


《にのside》

「なんでついてきてんだよ。」

「一緒にお昼食べよーと思って!」
「ねー、松潤。」

「うん。ってか、どこで食べんの?」

「俺は智と屋上で食べるけど。」

「あっ!屋上いいね!行こ行こ」

そういうことで、3人で人の流れに逆らって、
屋上に向かってる。

「ねえ、なんでみんなあっち行ってんの?」

そう言いながら後ろを振り返ると、
なんだか、すごい人だかりができていた。

「なんであんなキャーキャー言ってんだ?」

「さー?」

「あっ!ねぇ、ちょっと!」
「なんでみんな集まってるの?」

人だかりに向かって走ってる人を捕まえて
聞いてみると、

「なんか、王子が口説いてるらしいよー。」  
「見なきゃ損だよねー」

なんて言いながら走って行った。

「えっ、翔くんが?!」

「翔ちゃん、はやーい」
「もう女の子に手つけちゃってー。変態ー。」
「ねえ、俺たちも見に行こーぜ!」

言うことだけ言って、相葉が走って行った。

「おい!雅紀待てって!」

そのあとを追いかけて、潤くんが走って行った。

「潤くん、待ってー!」

俺もそのあとを追いかけた。

王子に口説かれてる人が、誰とも知らずに…


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