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名前も知らなくて
第2章 ようこそ猫の高校へ
研磨side
クロと別れて教室に入ると
さっきよりもザワついてる様子がする
さっさと自分の席に座って
スマホのゲームアプリを開こう
とその瞬間
HRの鐘が鳴った ┈ キーンコーンカーンコーン ┈┈┈
ふぅ、しょうがない
続きは学校が終わったら…かな。
担任と一緒に入ってくる小さな人影が
目に入った
もしかして…
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