第2章 ようこそ猫の高校へ
研磨side
腕を引っ張られた衝動と声を掛けられたことに
びっくりする。
しかも咄嗟に出た言葉が…
『…なに…?』
…感じ悪すぎ。
それに怯まず話しかけてくる転校生
『あっ!ごめんね!その…先生がお世話係って
研磨くんに言ってたから…。』
『?』
『迷わないように、
色んな教室の場所教えて欲しくて!』
ここまで言われて、
流石に無視なんか出来ないし…
『…わかった。いいよ。案内する』
立ち上がると、嬉しそうに笑顔でお礼を言われた
『ありがとう!』
…っ/// だから笑顔は反則じゃない…?