「こんにちは、始めまして、こんばんは」そして「さようなら」
第2章 『さぁて、行きますか!!』と『親友との再会!!(?)』
次々に鬼を斬っていきながら笑う由姫
蜜「(狂いの呼吸?)」
鬼「ギャャャャャ!!」
由「フフッ、アハハハハ!」
玄「す、凄い..」
暫くして鬼が一人だけになった
由「フフッさぁ、後は貴方だけですよ」
鬼「久しいな由姫」
由「あら、覚えてたんですね兄さん」ニコッ
蜜/玄/村「(えっ!!お兄さん?!)」
鬼(兄)「お前の事だけは何故か忘れなくてなぁ、、まぁお前の狂った姿が目に焼き付いてたからだろうがな」
由「フフッ..鬼に成り下がった癖に今までのうのうと生きてたんですか兄さん」ニヤニヤ
鬼(兄)「あゝ生きてたよ。お前に合ってお前を殺すためにな!!」
殺しに掛かってくる
由「フフッ遅いよ..!!」
避けて腕を斬り落とす
由「もっと楽しませてよ、兄さん!!」
鬼(兄)「グッ..!」
由「フフッ、ほらほら!早くしないと首斬っちゃうよ〜!」
鬼の体に切り傷をつけていく
鬼(兄)「グッ..ハァハァ」
由「もう終わりですか?弱いですね。では、行きますよ〜花の呼吸、漆ノ型『ケシ』拾ノ型『藤』」
スパンッ。ボトッ
鬼(兄)「...由姫は..俺がいない間に..強く、優しくなったんだな..俺は誇らしいよ..」
そう言うとボロボロと崩れていった
由「....わたし、は(ボソッ」
ぐらりと力尽きた様に地面に向かって倒れる
玄「由姫さん!」
紗「おっと..」
突然現れた紗が倒れる由姫を受け止め、横抱きする
村「氷柱様..!」
玄「あの!由姫さんは..」
紗「眠ってるだけだから大丈夫だ。耀哉さんには連絡をしてあるから柱会議があるはずだ。直ぐに産屋敷邸に向かうぞ」
玄「俺等もですか..?」
紗「あゝ、恋柱以外の二人もだ。さっさと行くぞ」
由姫を横抱きした侭物凄い速さで走って行く
村「..ハァハァ..(氷柱様速過ぎる..!!)」
玄「..ハァハァ..(速過ぎる!!恋柱様でさえも追いつけてない)」
蜜「(凄く速いわ!私でさえも追いつけないなんて..)」
産屋敷につく
村/玄「..ハァハァ..(なんで息切れしてないんだ??)」
紗「さっさと行くぞ」
コンコンコン
紗「氷柱の紗です」
あまね「お待ちしておりました。お入りください」
紗「失礼します」