「こんにちは、始めまして、こんばんは」そして「さようなら」
第2章 『さぁて、行きますか!!』と『親友との再会!!(?)』
紗「うん!」
「嫌われる事が怖くて 僕は僕は僕を隠した」
「誰かの影口が怖くて 僕は耳を耳を塞いだ」
「本当の僕は汚くって きっと皆僕を嫌うから」
「本当の僕は隠しちゃって 綺麗なとこだけ見せてたんだ」
「ある日誰の言葉も全部 嘘に聞こえて悲しくなった」
「そうだ僕の事を嫌うのは 誰かじゃなくて」
「見せたくない方の僕だ」
「今君にもういいかい ねぇまだだよ」
「本当の僕が恋しくなって」
「もう一回呼びかけてみるけどまだ」
「見つからないよ」
「もういいかい ねぇまだだよ」
「その内声も届かなくなって もう一体 僕は僕が誰なのか」
「わからないんだ」
「鬼さんこちら手の鳴る方へ」
「君は此処にいちゃいけないから」
「そんなこと告げる僕の方が よっぽど君より鬼みたいだ」
「遠く暗い世界に落ちた 君が最後に一言言った」
「君が僕を捨てて手に入れる 誰かの愛は 見せかけだけの愛だ」
「今君にもういいかい ねぇまだだよ」
「僕は誰かに愛されたくって」
「もう何回 嘘に嘘を重ねれば 救われるかな」
「ほら もういいかい ねぇまだだよ その内僕が僕じゃ無くなって」
「もう一体 何がしたいのかさえも 分からないんだ」
「明日 君に打ち明けるんだ 僕は卑怯で臆病だって」
「誰かに嫌われる事よりも 何十倍も辛い事に気づいたよ」
「今僕にもういいかい ねぇまだだよ 本当の君はどこにいますか」
「もう何回 君の事を信じれば断ち切れるかな」
「今君にもういいかい ねぇもうちょっと」
「僕の世界が君に近付いて もう一回呼びかけて見たら 君の声が聞こえた」
「ほらもういいかい ねぇもういいよ」
「その内空も少し色付いて もう一歩足を踏み出したら」
「ほらね やっと君を見つけた」
「愛される事を望んで 僕は僕は僕を隠した」
「傷んだ傷口を塞いで 僕は君を君を愛した」
(『ハイド○ンド・シーク』googleより)
玄「..っ..」静かに涙を流す
由「あらあら、どうしたの?大丈夫?」
玄「..っ..すいません..由姫さんが..余りにも綺麗に歌うものだから..すいません..」
流れる涙を無理矢理ゴシゴシと拭いながらいう
由「謝らないでいいのよ。無理に擦ると赤くなっちゃうからしないで」