第4章 崩壊
たんじろが私の事気にかけてくれてる。
飲んだ薬の量、切った回数と場所、
えへへ、
かまってくれてる、うれしい。
は幸せ者だなぁ。
しあわせ?
うん、しあわせ。
なんで?
たんじろがいてくれるから。
わかんないよ?
だって炭治郎とは血も繋がってない。
所詮他人だもん。
違うよ。家族だよ。私の。
まだわかんないの?
お前に家族なんて存在いないんだよ。
ずっとずっとひとりぼっちなの!
炭治郎だっていつかお前の性格にうんざりして、呆れて、きっとどこかで嫌われるさ。
今かけてもらえてる優しい言葉は全部嘘!偽善!
ざまぁないね!まぁゴミにかけてもらう言葉としてはお似合いなんじゃない?むしろ勿体ないくらいだ。
ちがう、ちがう、ちがう、たんじろだけは、
たんじろだけは私の味方で、
?
あ、
そんな確証
どこにも、ない
_____ピシッ、と
何かにヒビが入ったような感覚が走った。