• テキストサイズ

【ツイステ】黒兎は駆け巡る

第110章 *終曲ディアソムニア*





聞き馴染みの声に呼び止められ、振り向いた先に見えた2人の顔にホッとして小走りで向かう



シルバー『そんなに慌ててどうした?もしかして、レイラとはぐれたりでもしたのか?』


ユウ『ちょうど良かった!レイラがそこの広間出た廊下のところでいきなり吐いちゃったんです!早く先生たちに知らせないと!探すの手伝ってください!!』


『『!!!』』


シルバー『分かった。教師たちの捜索と報告は俺が手伝おう。セベク、お前はマレウス様のところへ戻ってこの事を伝えるんだ!』


セベク『分かっている!それよりも貴様たちは早く教師たちを見つけてこい。

どうも嫌な予感がする..空気がヒリついて寒気までしてきたぞ』



漂うただ事ではない雰囲気にすぐに二手に分かれると、ユウとシルバーは外へと探しに走り、セベクは踵を返してマレウスたちの元へと急いで戻っていった








セベク『若様!リリア様!』


リリア『おう、セベク。ユウはどうじゃった?』


セベク『それがっ!レイラが向こうの廊下で突然嘔吐したと。それで教師たちに救助を求めて探しているとのことでした!シルバーはユウと教師たちを捜索に向かい、僕はお2人にこの事をご報告に戻りました!』



リリア『なんじゃと!?』


マレウス『!!..っ、レイラ!!』




ブワッ!!



事を聞いた背に冷たいものが走り、マレウスは焦りに満ちた表情で緑の炎で自身を包むと、2人を置いて一瞬でその姿を消した



リリア『マレウス!..セベク、わしらも今すぐにレイラのところへ向かうぞ!』


セベク『はいっ!』


















マレウス『レイラっ!!どこにいる?返事を、』






ピチャッ.....






マレウス『!!!なんだこれは?』


踏み出した足元で鳴った水音に見下ろすと、薄暗い廊下に黒い液体が薄く広がっていて、その異様な光景に顔をしかめる


しかし、その黒い液体の広がる先に小さな体が倒れているのを見つけ、その顔は酷い驚愕と焦燥に歪んだ


/ 2322ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp