第111章 *幕間の章*
謎のエールを受け不服そうに声を漏らし通話を切ると、オルトとの会話で更に聞きたいことが増えたリドルたちの視線がチクチクと体に刺さる。今すぐに自室に帰って残りをタブレット越しで話したくなる欲求をなんとか抑えた
イデア『じゃ、じゃあ改めてヒロイン氏の倒れた原因について話すね。単刀直入に言うとヒロイン氏は現在...
魔力が汚染されている』
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ーー時は遡り、その日の朝
レイラが目覚めたことで、事情聴取を兼ねた見舞いとして、1番面識のあるイデアとオルトが代表として病室を訪れていた
〔レイラ〕
目が覚めて1番最初に感じたのは
欲しい、っていう気持ちだった
お腹は空いてない。喉も乾いてない
なのに体はカラカラで、何か欲しくて欲しくてたまらない。多分、前にルクさんが言ってた"魔力の枯渇"っていうものなんだと思う
でもどうしたらこのカラカラが治るのかは分かんない。あの時はちゃんと寝てご飯を食べればいいって言われたけど、全然そんなんじゃ足りない
もっと、もっと....お腹じゃなくて、心がいっぱいになるものが欲しい
『....お月さま、オルト』
目が覚めたら知らないお部屋で一人ぼっち。凄く怖くて泣きそうになって、お布団の中でちっちゃくなってたら、ドアが開いてお月さまとオルトが入ってきた
イデア『ドモ...じゃあオルト。こっちはバイタルログとか色々確認してるから、カウンセリングよろ』
オルト『了解。レイラさん、おはよう。気分はどうかな?何か食べたかったり飲みたかったら遠慮なく言ってね』
『今はいい。ねぇ、ここどこ?他のみんなは?
..学校に帰りたい』
知らないとこだから全然落ち着かない。お腹も空いてないから、早く学校に帰りたい。ううん、学校じゃなくてもいいから、とにかくみんなに会いたい
ギューってされて撫でられて、大好きだよって言われたい。いっぱい、いっぱい触れられたいの