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【ツイステ】黒兎は駆け巡る

第110章 *終曲ディアソムニア*





オルト『結局あれから酷くなる傾向は見られなかったから僕らも安心したけど..それでもまだ油断は禁物。これからも用心するに越したことはないよ』


ジャック『オルトの言う通りだ。今日のパーティーが終わったら、寮に帰ってさっさと寝ろ。それで....早く体を治せ』


『ん』




























ギチッ.....
















リリア『くふふ、みんな楽しそうじゃのう。せっかくの祝いの席じゃ、わしらも踊ろうではないか!』


マレウス『そうだな。夜明けまでの限りある時間を、みなで楽しもう』


『『はい!』』








これから続く人生の中で最も大きな変革をもたらした特別なひと時を決して忘れないようその身に刻み込むため、陽の登るあと僅かな時間まで踊りを楽しんだ









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完全に夜明けを迎えた野ばら城は優しい光に照らされ、魔法を解除し茨だらけに戻っても寂れた姿さえも美しく感じた



さすがに一夜を踊り過ごしたせいか、生徒たちからはあくびや眠気を訴える者も出始め、元より日が昇れば終わりと決められていたパーティーはここでお開きとなった


帰りの送迎馬車が城門で待つ中、行きと同じように光球がそれぞれのグループごとに案内し、順番に生徒たちはぞろぞろと広間から立ち去っていく




エペル『僕のはまだみたい、だね。ジャッククンもエースクンたちのも動いてない』


エース『まあオレたちここに来たのは最後から数えたほうが早かったし、帰りも同じ順番なんじゃねーの?』


目の前を少しずつ移動していく大勢の生徒たちの群れを壁際で眺めながら、迎えの順番が来るのを待ちながらぼんやりとしていると、興奮していた気持ちが落ち着いてきたことで思い出したかのように眠気が襲ってきた


ジャック『くそ..今になってすげぇ眠くなってきた。頭がぼおっとして瞼が重い..』


グリム『ふあぁぁ..オレ様、帰ったらすぐに寝たいんだゾ』


オルト『みんな眠たそうだね。かくいう僕も、そろそろエネルギー充電したくなってきちゃった』



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