第110章 *終曲ディアソムニア*
ユウ『うおっ、ちょっちょっ!急に引っ張らないでよ。もう、分かった分かった。3人で仲良く踊ろうね。
レイラ、体は平気?』
『ん、大丈夫。一緒に踊ろ?』
グリム『にゃははっ!今日は朝まで踊って、踊って、踊りまくってやる〜!』
すっかり眠気もなくなり、深夜テンションのグリムに手を引かれ、ダンスの輪に混ざっていく。まだ全快していないレイラの体を彼も気遣っているのかそのステップはゆったりで、ダンス中何度もレイラを見上げては様子を伺っている
ユウもその細腰をしっかりと手で支え、決して無理をさせないよう顔色を常に気にしていた
ユウ『つらくない?少しでも気分悪くなったらすぐに言ってね』
『ありがと』
エース『あーっ!ちょっと目離してる間にユウとグリムのやつ、先にレイラと踊ってたんじゃん!くっそ、オレが1番に誘ってたのに..
おーい!約束通り、後でオレとも踊れよな!』
『エース...ん!』
デュース『レイラ、僕との約束も忘れないでくれ!』
エペル『ぼ、僕とも踊ってほしいな』
オルト『レイラさーん!僕とも一緒に踊ろうよ。ジャックさんも踊って欲しいって言ってるよ!』
ジャック『か、勝手なこと言ってんじゃねぇ!...あー、その..お前がいいなら..』
『ん、順番ね。私もみんなと踊りたい』
ユウ『こらこら。気持ちは分かるけど、休み休み踊るんだよ?』
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ユウとグリムとのダンスを終えると、ソワソワしながら待っていたエースたち1年ズとも順に踊っていく。彼らも体を心配してゆっくりとした歩調で長くは踊らず、交代した際もすぐには再開せず小休憩を挟みながら楽しんだ
『んふふ』
エース『お前のそんな楽しそうな顔、久しぶりに見たかも。今日は咳もほとんどしてないし、体調は良さそうで安心した』
デュース『そうだな。招待状が届いたあの日から、シルバー先輩やセベクに言われてた食事や運動を見直したおかげか、顔色も随分と良くなってるな』
エペル『僕、踊ってる途中でいつレイラが気分悪くなるんじゃないかって、ずっとヒヤヒヤしてたんだ』
『...心配かけてごめん』