第110章 *終曲ディアソムニア*
リリア『(首への口づけは支配欲。あやつもマセたことをするようになったのう..)』
セベク『わ、若様!あんな大勢の前でなんと大胆な!』
シルバー『いや、意外と見ているのは俺たちだけかもしれない。皆それぞれダンスに夢中で...
そうでもなかったようだ』
リリア『はははっ!各寮長も副寮長も、その他の者もみーんな怖い顔しとるわい。ユウなんて魔法が使えんくせにオーバーブロットしそうな勢いじゃ』
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『リィさんダンス上手。1番踊りやすいかも』
リリア『身長が同じくらいじゃから、踊りやすいのは当然。にしても大丈夫か?先程からずーっと踊っとるが、疲れたりはしておらんか?』
『大丈夫。今日は咳もあんまりでないし体も重くないよ。みんなとダンスできて嬉しい』
リリア『おぬしが楽しそうで何より..だが無理はせんようにな。セベクとのダンスが終われば少し休むがよい』
『ん』
リリア『皆、おぬしが大切なんじゃからな』
『ありがと』
リリア『...それっ!』
『わわっ!ギューされるの好きだけど、いきなりされるとビックリする』
リリア『くふふ..すまんすまん。おぬしが可愛くて愛おしくて仕方なくてつい、な。
はぁ..おぬしをこうやって抱きしめていると、何だかホッとする。またこうして触れ合えることに、おぬしにも皆にも改めて感謝せねばならんな』
『リィさん』
リリア『んー?』
『生きててくれてありがと。また一緒にいられてすごく嬉しい』
リリア『わしも、おぬしとこれからも共に過ごせることがとても嬉しい。
ーーどうか時の許す限り、"お前のかけがえのない日々に俺という存在を刻ませてくれ"』
『!!....私も、リィさんともっともっと一緒にたくさんのことをしたい。その時が来るまで』