第109章 *ツイステ7章 ー最終戦ー(現実世界)*
背を向けたユウの案内でシルバーたちが玄関から廊下へと足を踏み入れたその時、バタバタと忙しない足音を鳴らしながら大急ぎで駆けてきた1年生5人が慌てた様子で玄関の扉を勢いよく開け放ってきた
グリム『お?オルトにエースにデュース..それにエペルとジャックまで』
エース『はぁ、はぁ..もー、なんで通話出ねーの?走ってくる羽目になったじゃん!』
ユウ『あー、ごめんごめん。スマホ部屋に置きっぱだった。てかどうしたのさ、みんなしてそんな大慌てで走ってきて..』
デュース『シルバー先輩とセベクもちょうど良かった。今、大食堂にこれが張り出されてて..見ろ!』
小脇に挟んでいたポスターらしきものを勢いよく広げると、そこにはでかでかとした文字で
"マレウス・ドラコニア 復学決定!!"
と書かれ、読み上げるエースたちの顔は全員嬉しそうに輝き、ユウたちと同じく初めて聞いたシルバーとセベクは驚きに目を見開いた
『『『『えっ!?』』』』
ユウ『本当に?ツノ太郎が、学園に戻って来れるようになったの!?』
ジャック『ナイトレイブンカレッジとロイヤルソードアカデミーの生徒と保護者..それから、賢者の島の住民投票の結果でそう決まったんだと』
セベク『マ、マレウス様が..ここに、戻っていらっしゃる?本当に?』
エペル『うん。やっぱり両学園の関係者には難色を示す人が多かったらしいんだけど..昔から賢者の島に住んでる麓の街の人たちが、熱心にフォローしてくれたんだって!』
シルバー『賢者の島の住人が?ありがたい話だが、どうして?彼らだって今回、マレウス様の起こした魔法災害の被害者のはずなのに..』