第109章 *ツイステ7章 ー最終戦ー(現実世界)*
下手すれば夢の世界に永遠に囚われるかもしれなかったというのに、何故その騒動の原因のマレウスを擁護するのかが分からず首を傾げると、デュースたちはこの島に古くから伝わる教えについて語り始めた
2000年以上前、この島にいたという大魔法使いとその弟子。弟子は生まれ持った才能を乱用し自分では制御できない難しい魔法に挑戦。大魔法使いの家をめちゃくちゃにしてしまった
しかし大魔法使いは弟子を破門せず、叱っただけでその後しっかり魔法の制御を教えた
それから弟子の弟子と魔法は受け継がれ、賢者の島の歴史と発展と共に息づいていった
エペル『島の歴史の中で、未熟な魔法士が大事件を起こしたことは何度もあったし..本人が反省してるなら、魔法の制御を身につけるチャンスを与えて、見守る。それこそが、この賢者の島に住む者の使命なんじゃないか、ってさ』
エース『いや、みんなの心広すぎかよ!って思ったけど..考えてみれば、この小さい島に何百年も前から2つもでかい魔法士養成学校があるわけでしょ。常時何千人ものトラブルメーカーを抱えてる状態なんだから、過去にやばい大事件の1つや2つ、起きてないわけがないよねー、って納得した』
セベク『...ズッ!う、うぅ...っ!
若様ーっ!!!おめでとうございます!!!
うぉぉぉぉぉぉ...!!』
島の住人たちの心遣いも勿論だが、セベクにとってはなにがどうあれマレウスの復学がなによりも嬉しかった。また敬愛する主君に仕えることができる。内から込み上げる嬉しさに涙が溢れ出した
グリム『おい、セベク!いきなりでっけー声出すんじゃねぇ!耳がキーンてしたんだゾ!つかさっきも言ったけど、レイラが寝てんだから静かにしろ!』
ユウ『この島の人達、懐広すぎ。まあでも、ツノ太郎も戻ってこれて嬉しいだろうね』
シルバー『..この感謝の気持ちを、どう言葉にすればいいか..お前たちも、本当にありがとう』
セベク『うっ、ひぐっ、だが、若様が未熟者扱いされることは納得がいかん..!』