第109章 *ツイステ7章 ー最終戦ー(現実世界)*
エース『うわ出た〜、ドラコニアン発言。お前、さすがに空気読めよ』
『『『はははは...』』』
相変わらずのマレウス信者っぷりに、以前ならムッとするものがあったが、共に旅をして同じ目的の元で戦った彼を知れば、今更その態度にいちいち目くじらを立てるものはいなかった
フワ...
グリム『ん?なんだ、この緑色のキラキラ..わっ!』
穏やかな笑いに包まれていた空間に音もなく現れて舞う緑色の光の粒。どこかで見たことあるような現象にその動きを見つめていると、突然大きく光りだし眩しさに目を閉じた
光が収まるとカサっと何かを握っているような感覚が手の中にあり、各々手を開いてみると見たこともない竜の蝋印が施された一通の真っ黒な手紙があった
デュース『急に封筒が手の中に現れた!』
エース『何これ、招待状?差し出し人は..』
『『『マレウス・ドラコニア!?』』』
今まさに話題の中心だった人物からの招待状。しかもご丁寧に1人ずつに用意され、封蝋も纏った魔力も開くのを躊躇うほどの威厳を感じさせる
まったく心当たりのない手紙に恐る恐る開いてみると、そこには丁寧な文字で見た目とは真逆の優しい口調で書かれていた
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オンボロ寮・ユウたちの部屋
『すー..すー...』
ユウたちが出ていった後、1人部屋に残されたレイラは何も気づかないままスヤスヤと眠っていた
日が経つにつれ体の不調は少しずつ重みを増し、体はそれを回復しようと昼夜問わず睡眠を欲しがる
日中の授業はなんとか耐えられるものの、それが終わり寮に戻ればすぐ眠気に襲われてしまい、重い瞼と戦いながら宿題を済ませ電池が切れたように眠りにつく
夕方寝ているのにも関わらず、夜も普通に眠れてしまうのでユウたちからは、そのうち起きている時間と寝ている時間が逆転するのでは?と危惧されていた