第109章 *ツイステ7章 ー最終戦ー(現実世界)*
ずっと入院していたためレイラの体調不良のことを知らないシルバーたちに事の次第を伝えると、話を聞いているうちに段々と胸の奥に不安の種が芽吹き、顔に影を落としていく
シルバー『そうか。そんなことになっていたんだな.......旅の中でも特に後半にかけてかなり辛そうにしている印象を受けていたから心配していたんだ。現実に戻れば夢で負ったダメージは無くなるのではと思っていたんだが..何かの影響でそのまま引き摺ってしまったのか。
休んでいるのなら、ここにはあまり長居しない方がいいな』
セベク『ふん。いつも僕らを見かければ、必ずといっていいほどすぐ飛びついてくるくせに....来なかったらそれはそれで調子が狂うではないか』
まったく.とぼやきながら、事あるごとに自分たちの元へ駆けてきてくれる愛らしい姿が見えないことに表情を曇らせる
シルバーもこの廊下の奥の何処かの部屋で眠っている、愛しい存在の体調を憂い端正な顔を沈ませた
ユウ『..会いに行ってもいいですよ』
『『えっ?』』
ユウ『だから、部屋に案内するんでレイラの様子見てきてもいいですよ。どうせ2人とも気になって仕方ないんでしょ?さっきからチラチラ奥の方見てるし、あの子も起きて2人がいたら喜ぶと思うんで』
シルバー『だが、体調不良の時にいきなり押しかけては、寧ろストレスになるのではないだろうか』
セベク『僕は別に会いたいとは言ってないぞ。いつも貴様らと行動しているから、てっきり今日もいるものだと思って..』
グリム『つまりおめーも会いてぇんだな。だったら最初からそう言えばいいんだゾ』
セベク『だ、だから!そうは言ってないだろうが!!』
グリム『相変わらずうるせーやつ。寝てるって言ってんじゃねぇか!静かにするんだゾ!』
頭に響く声量に耳を後ろに倒しながら抗議すると、セベクは"うっ"と口を噤んでばつが悪そうに視線をそらした
シルバー『すまない...では、少しの間でいいから、様子を見に行かせてもらってもいいだろうか?』
ユウ『はいはーい。じゃあ付いてきてくださ、』
ダダダダダダダ...!!
オルト『ユウさーん、大変、大変!!』