第109章 *ツイステ7章 ー最終戦ー(現実世界)*
グリム『じげ?あ、そっか。おめー、金髪の方が本当の毛並みなんだな』
シルバー『ああ。でも..この銀の髪は、夜を照らす月明かりの色。俺に祝福を贈ってくれた守護妖精が、夜の眷属である...という証だ。
何より、俺はこの色が気に入っている。だからこのままにしたい、とお伝えした』
垂れ下がる毛先を摘み、すっかり銀色に染まりきった己の髪を愛おしそうに見つめる。まだ沈まない太陽の光を反射して輝く銀は、愛する父から贈られた大切な祝福であり、そしてその父がたしかに今も生きているという実感を湧かせるもの
マレウスの一件を経て、今まであまり気にしていなかった己の髪が、今や大切な人との繋がりの証になっていた
セベク『ふん。美的センスが壊滅的な貴様にしては良い判断だな。あの金髪はちっとも似合っていなかった!流石は審美眼の確かなリリア様だ。生後間もない貴様と出会った瞬間に..貴様には華美な金髪より、凛然とした銀髪の方が似合うと判断されたのだから!』
シルバー『親父殿はそういった理由で俺に祝福を贈ってくれたわけではないようだが..お前たちから見ても、今の色が俺に合っていると感じるのなら、嬉しい』
ユウ『うん、先輩はやっぱり銀髪の方がお似合いですよ。目の色とも合ってますし』
シルバー『そうか。ありがとう』
セベク『第一、貴様の名はその銀髪から名付けられたのだろう?髪を金にするのなら名前をゴールドに改名しなくてはちぐはぐになる』
グリム『にゃははは!言えてるんだゾ』
ユウ『ぶっ!ちょ..若干ツボるからやめてww』
シルバー『ふっ。確かにそうだな。この名でいることが許される限り、このままにしておきたいと思う』
セベク『そうしておけ。レイラも今の話を聞いたら、確実に銀髪の方がいいと言うだろうからな』
シルバー『....そういえば、レイラの姿が見えないようだが。どこかに遊びに行っているのか?』
ユウ『ーーそれが...』