第2章 きっかけは勘違い(後編)
「、あけましておめでとう」
「おめでとう!」
寮に帰るとみんなが駆け寄ってきた。
「宿題は?」
みんなの関心はそこなのか、ものすごく期待した目で見られている。
「バッチリ全部終わってるよ」
「うぉぉ! 様! 様!」
「酪農科には八軒がいるが、うちにはがいるから安心だな!」
良くわからない盛り上がりをされてるけど私は八軒くんほど勉強が出来るってわけじゃないんだけどな。ただ皆より勉強に使える時間が多いってだけなのに。
「、そういや談話室で西川が土産配ってたぜ」
「本当に? 荷物置いたら行ってみるよ」
西川くん先に戻ってたんだ。
私は荷物を置くとノートを何冊か持って談話室に向かった。