• テキストサイズ

夜明けと共に

第13章 御守り


長谷部の言葉に、蓮月の心の中にいたモヤが少しずつ晴れていく。

長谷部「まぁ、俺的には俺への代わりとは思いたくないのですが…。俺は貴方の為に何度でも生まれ変わって傍にいます。
そして、何度でも貴方に恋をし、愛し続けます。」

真剣な眼差しの中でも優しさと愛おしさが感じられる。
あぁ、この目は知っている…。

長谷部「俺は強くなります。そして主を悲しませず、ずっと傍にいる所存でございます。」

「…ありがとう…。」

長谷部「主も今も強いですが、俺と、皆と一緒に強くなりましょう。」

「…皆と強くなる…。私もっと強くなるね…!」

蓮月は泣きながらも笑って見せた。

ああ、この顔、目、光が…君に戻ってきた…。
/ 51ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp