第20章 お題2
「もう、いいよな?」
いつしかベッドに縫い付けられたあたしは静かに頷いた。
濡れそぼった自分の蜜壷に、グイグイと入り込んでくる一護のモノ。いつもより質量を増したソレはどくどくとあたしの中で波打っていた。
「お、っきぃ、いちごの…っ」
「っ…!」
自然と口をついて出たその言葉が一護の枷を外したのか。
がつがつと腰をうちつけはじめた。
「やぁぁん…!!」
「バッカ…煽ってんじゃねぇ、よ…!」
「だ、ってぇ、ぁん…っ!」
「は、ぁ…可愛い、頼華」
「っ…い、ちごぉ…」
もう家族が帰ってきていてもどうでもよかった。
ただ本能のままに頼華への射精欲が更に高まっていた。
「い、く、イく、イくからぁ…!」
「1回、イッちまえ…!」
さらに律動を早めれば甘い声と共に体を仰け反る彼女。
その余りの締めつけに、少し吐精してしまったが、尚も治まらない己のソレ。
頼華がイッているのも構わずに腰を振り続けた。
「き、もちぃ、きもちぃのぉ…!」
「っ、俺もだ」
「い、ちご、いちご…!」
「あぁ、」
よがって俺に手を伸ばしてくる彼女を抱きしめながら腰は止まることを知らない。
懸命に俺の名前を呼ぶ彼女が愛らしくて。
もう射精感がすぐそこまで来ていた。
「すき、すきぃ、い、ちごぉ…」
「俺も、頼華が、すき、だっ…」
「なか、中に、出してっ…!」
「あぁ、出してやる、」
「いちごの、あついせーし、ちょうだぁい…!」
「っく…ぁ、イく…!!」
お互いがお互いを抱きしめ合いながら、俺は頼華の中に全てを吐き出した。
きゅうきゅうと俺自身を締め付ける頼華のソレ。
静かに引き抜くと、ごぽり、と音を立てて頼華の中から溢れるそれが勿体なく感じて指で押し込んでやると、ぴくりと反応した。
「頼華。」
「ん、なぁに?いちご」
イッた後でふわふわとした顔で、首をちょこんと傾げながら俺の名前を呼ぶものだから、またムクムクと大きくなる己のソレを容赦なく突き刺した。
「んやぁ…っい、ちご…っ!」
「今日は寝かせねー」
「あん、ぅ、は、」
「俺の事だけ考えてろよ、頼華」
再び律動を始めれば、まるで待っていたと言わんばかりに抱きついてくる頼華に俺の腰は止まらなかった。