• テキストサイズ

Amor vincit omnia__愛の勝利

第20章 お題2




あれから何回頼華の中に射精しただろう。
彼女は必死に意識を飛ばすまいと俺にしがみついて来て。その後もバックでついてやれば喘ぎ、駅弁してやれば更に嬌声が増した頼華。陽の光が差し込み、朝だと気づいた頃には俺と頼華は漸く眠りについた頃だった。


暫くして目が覚めた俺は、頼華より先に起きていた。


「…頼華。」
「…んー、いち、ご…」

何気なく名前を呼べば夢の中に俺がいるのか、俺の名前を呼ぶ彼女。

守りたいと思った女は初めてで。
頭はオレンジだし、見た目が怖いと避ける奴も多かったのに、頼華だけは違った。
普通に俺に話しかけてきた。
仲良くなるうちに、こいつの笑顔を守りたい、そう思ったときには彼女を好きになっていた。


俺を狂わせるのも頼華だけだ。
雨宿りしている頼華を見つけたとき、内心ほっとしたものの、ずぶ濡れになった状態で下着が薄らと透けて見えたことに気づいた。
彼女はきっと気づいていないだろう。
通り過ぎる男どもが彼女を見やっていくのが気に入らなくて、牽制するように声をかけたことも。

風呂上がりで、もじもじと俺の服を着ている頼華に、俺の中にあるドロドロとした感情が、征服欲と独占欲が表立って出て来た。


何の夢を見ているのだろう。
ぎゅ、と抱きついてくる頼華の指に未来へ約束をつけて、俺はまた彼女と共に夢の中へ落ちていった。




起きた彼女が、指輪を見つけてさぞ嬉しそうに笑う時は、もう、すぐそこに。



End

*黒崎一護でR20くらいとリクエスト頂いておりました!
如何だったでしょうか?個人的に一護は性欲強そうなイメージだったので、朝までコースにしてみました。笑



/ 159ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp