第20章 お題2
自分のジャージを着て寝ている彼女。
今は盛っているときでは無いことを俺でも分かってはいるものの、不思議と独占欲の塊のようなドロドロとした感情が芽生えた。
不意に見える鎖骨に赤い花を咲かせてやれば、小さく動く身体。
「…これ、結構やべぇな」
布団から出た小さな手を握ってやれば、緩くだが握り返された気がした。
「ん……」
「おい、頼華」
「……だ、いき…?」
「目、覚めたか」
事の経緯をゆっくり話してやれば、だんだんと赤く染った頬にゴクリと喉がなった。
「…ごめんね、大輝」
「謝んな。何も悪くねぇだろ」
「お、重くなかった…?」
「思いわけねぇ、むしろ軽すぎだろ」
「そ、そっか…」
恥ずかしげに両手を口元にあてながら話す頼華に、ぷつりと俺の理性が切れた音がした。
「え、ちょ…だいき…!」
「…悪ぃ、」
「え…ん、っむ…ぁ」
最初から舌を入れて彼女のを絡め取れば、初めは抵抗していたものの、直ぐに大人しくなった。時々息継ぎのために酸素を送り込んでやれば、俺の唾液と共にこくりと小さく喉がなる。
「あ、だ、だめ…っ!」
「ダメって感じじゃねーみてぇだけど?」
上着を下着もろとも託しあげれば、ツンと強調した2つの頂。それを口に含んで、手でいじってやれば甘い声が誰もいない保健室に響く。
「ふ、ぁ…ゃ、ん…」
「…ここはどうなってんだか」
空いた片方の手をソコにやれば、下着の上からもわかるほどにぐっしょりと濡れていて。それに気づいた頼華の物憂げな顔に俺の興奮は高まるばかりだった。
すんなりと俺の指を受けいれたソコを、指をバラバラと動かしていい所を擦ってやればどんどん溢れてくる愛液に、ズボンも下着も一気に取り去った。
「…は、エッロ」
「い、わないでぇ…っ!!」
「濡れすぎだろ、頼華」
上だけジャージを着た彼女から俺の匂いがして。それが興奮剤のように俺の鼻を掠めていった。
「もう、挿れんぞ」
コクコクと頷く彼女を抱き起こし、対面で挿れてやれば、奥深くまで抉った感覚に陥った。