第2章 1話
戦いが、進んでいくなか
鬼殺隊のしょうねんは追い込まれていく。
霞恋は、その少年と鬼のこを見守る。
鬼の子は庇って糸に吊るされる
鬼殺隊のしょうねんは、剣が折れてもなおたちあがる
鬼の子をたすけるために
炭(感情的になるな相手の思うつぼだ)
下弦の伍「眠った?気配がどくどくな鬼だな」
炭(集中しろ。もっとも制度が高い最後の型を繰り出せ)
全集中
下弦の伍「無駄なことってまだ分からないの」
霞恋「さやが折れてるのにいとを切ってる。なんて精神力」
下弦の伍「!」
水の呼吸十ノ型
生々流転
炭「切れた!糸が切れた」
下弦の伍(回転する事に威力が増してる。少し厄介だな)
下弦の伍「糸の強度はこれが限界だとおめってるの」
血鬼術
こくしよう
下弦の伍「もういいよお前はさよなら」
炭(ダメだこの糸は切れないまだ回転が足りないさっき糸とはまるでちがう臭いだ絶対負ける訳には行かないのに。死ぬ負ける)
ふふふ
ははは
炭(父さん)
炭父「炭治郎呼吸だ息をととのいてヒノカミになりきるんだ」
炭母「炭治郎ほらお父さん神楽よ。うちは火の仕事をするから怪我や災いがおきないよう年の初めはヒノカミに舞を踊ってお祈りをするのよ」
炭「ねぇ、母さん。」
炭母「ん?」
炭「父さんは身体が弱いのにどうしてこんな雪のなかで長い間舞を舞えるの?あれは肺が凍りそうだよ」
炭父「息の仕方があるんだよ。どれだけ動いても疲れない息の仕方」
炭「息?」
炭父「そう。正しい呼吸が出来るようになれば炭治郎も舞えるよ。寒さなんて平気になる。炭治郎この神楽と耳飾りだけは必ずとぎれさせず継承させてくれ」
約束なんだ
ヒノカミ神楽
炎舞
下弦の伍は驚く
炭(止まるな走り続けろ!今止まれば水呼吸からヒノカミ神楽の呼吸に無理やり切り替えた跳ね返りがくるそうしたら俺はしばらく動けなくなるだろう)
だから今やらなければ
走れ、ねづこを守るんだ
鬼殺隊のしょうねんは走る
下弦の伍(こいつ。)
炭(見えた隙の糸)
今ここで倒すんだ立ち止まるなたとえ 相打ちになったとしても