• テキストサイズ

白銀の女神[リヴァイ・エルヴィン]

第17章 ●犯人の正体●


自分がそう思われたことや、団長や兵長までもそんな話に巻き込んでいること、そして弟を愛するが故に歪んでしまったであろうフロイドに、悲しくて悔しくて涙が溢れた。


「君には死ぬより酷い絶望を与えたいんだ」


そう言うとフロイドは大きくなった肉棒をすぐに挿入してきた。


「んーーーっっ!!」


さすがにクスリだけでは濡れておらず、股から裂けるような痛みが走った。


「痛い?でもレイドはもっと痛かっただろうね」


パンッパンッと乾いた音が響く。
私の頰には涙が溢れた。
痛みと悲しみと悔しさとで、抵抗することも出来なかった。


その内、クスリの作用で自分の秘部が濡れてくるのがわかった。
それがまた嫌悪感をもたらし、より一層涙が溢れた。


「エマちゃん、こんなことされてるのに濡れてきてるよ。
本当にアバズレなんだね。
レイドもこんな子好きにならなければ、憲兵に入ったのに」

フロイドは、はぁっはぁっと息を漏らしながら話した。乾いた音が水音に変わる。


「弟はね、君を守りたいからって調査兵団に入ったんだよ。
元々は僕に憧れて憲兵を目指してたのに。
君さえいなければ弟は調査兵にもならなかったし、死ななかった」


頭を殴られたような衝撃が襲った。
レイドは…レイドはそこまで私のことを…


フロイドは段々腰の動きを早め、絶頂が近いのがわかった。


「んっ…、んっ…」


私の声が漏れる。
快感ではなく、痛みと圧迫感からだ。

/ 220ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp