第14章 ●罰●
「言ってることと身体の反応が全く逆だと思わねぇか」
そう言うと、兵長は服の上から私の胸をはむっと噛んだ。
「ふぁっ……!」
思わず声が漏れる。
服の上からなのがじれったい。
息が上がり肩で息をする。
「ほう…悪くない」
兵長がニヤリと笑う。
「どうして欲しいか言え」
意地悪く笑いながら選択を迫ってくる。
「…離して…くだ…さい…」
精一杯強がった。
なんとか自制心の欠片にしがみついた。
「そうか。この状態でよく言えた。
だがな、お前にはいい加減俺の言う事を聞かなかった罰を与えねぇとな」
そう言うと兵長は私の両手を押さえつけたまま、再度服の上から胸をはむはむと噛みだした。
「ん……っ…!!!」
兵長は私の手を押さえている両手のうち片方を離し、太腿をツゥっと撫であげた。それだけで下半身から水分が溢れてくるのがわかった。
「諦めろ。楽になってクスリの抜けも早まるなら拒む必要もねぇだろうが」
身体が自然と反応して抵抗することができず、さっとワンピースも下着も取り払われた。何も身につけない状態で兵長に組み敷かれる。
兵長は私の胸の先端をチロチロと舐めもう片方の胸を優しく揉み上げた。
「ふっ…んっ……んぁっ……」
昨晩は完全にクスリに支配されていたが、今は少しだが自我が残っている。
この状態で求めるということはクスリのせいにできないんじゃないか。
黙っていると、太腿を撫であげた兵長の手が隠部に伸び、スッと割れ目をなぞられる。
「んぁぁっっ…!」
隠部の奥へと向かって兵長の骨張った指が侵入してくる。トントンっと軽くある場所を叩かれる。
「あぁっ……」
「こっちは今すぐにでもと言ってるようだが」
兵長はそう言うと、片手でクラバットを外し、シャツを脱ぎズボンと下着も脱いだ。
既に大きく反り返ったものが目に入り…見せつけられ、思わず、ひっ…と声が出た。
兵長の言う通り、私の身体は私の意思に反して、今すぐにでもと兵長を欲している。
僅かながらの自制心を手放して仕舞えばどれほど楽か。
「なぁ…お前はなぜそんなに頑なになる。
昨日よりクスリの効果がマシになって自分の意思があるからか?いいじゃねぇか、今日もクスリのせいだ。
間違っちゃいない。諦めて俺が欲しいと言え」