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白銀の女神[リヴァイ・エルヴィン]

第26章 女型捕獲作戦1


「エマ、俺はお前の事が好きだ。
愛している。お前を誰にも渡したくない」



突然の告白に驚いて兵長の目を見ると、そこには鋭く美しい目が私の事をしっかりと捉えていた。


「戻ったら話の続きをすると言った。お前の身体に痕をつけたやつは誰だ…。
…エルヴィンか?」



自分の目が更に大きく見開くのが自分でもわかった。
これはどういう状況だ?


「黙ってるって事は、やはりそうか…あいつもああ見えて人の子だったという事か」



そこまで兵長が言ったところで、私はようやく我に帰った。


「兵長、すみません。ちょっとあまりに突然で…状況が飲み込めません」


我に帰ったものの出てきた言葉はなんとも頼りないものだった。


「ぁあ?クソが。じゃあこれならわかるだろ」


そう言った途端、兵長は私の唇に唇を重ねてきた。
私は離れようと兵長の胸を押したが、後頭部を抑えられて離れられない。以前されたのと同じように。


「んんっ……、んっ……、んっ!」


必死で抵抗し続けて、なんとか離してもらえた。
抵抗したせいで息が上手くできず、はぁっ、はぁっと肩で息をした。


「兵長!…ちょっと待ってください!」


「いいや、待たねぇ。待った結果がコレだ。
エルヴィンに出し抜かれた」


再度、唇が重なる。
強引に唇を舌でこじ開けられ、舌を絡められる。
逃げようとしても離してもらえない。
身体を逃す事に意識がいき、上手く息が出来ず頭がクラクラしてくる。


「んぅっ…、はぁっ…、はぁっ……」


すっ…と私のシャツの下に兵長の手が侵入し、下着をズラし胸まで伸びてきた。
抑えられているのが片手だから逃げられそうなものなのに、ガッシリと固められ全く動かない。
兵長の手が、私の胸をやわやわと揉む。
私の身体を固定している腕と違いとても優しく触れてくる。
ふいに先端にも触れられ、


「んぁっっっ!!!」


思わず声が漏れた。
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