第23章 ●優しさ●
そこを執拗に責められる。
「やっ、ダメです!…あっ…、あっ…!」
「ダメなようには見えないが。
ほらすごく溢れてきている」
「んっ!んんんーーー!!」
卑猥な水音と共にイッてしまった。
膣がピクン、ピクンと痙攣している。
はぁ、はぁ、と肩で息をしていると、エルヴィン団長がズボンと下着を取り払った。
既に大きく反り立つものが目に入った。
それはあまりに大きく、恐怖を感じた。
「エマ…いいか?」
その大きなものを膣口に当てがわれながら、端的に尋ねられる。
自分自身に問う。
本当にいいのか?
私は本当はリヴァイ兵長を想っているんじゃないのか?
団長の優しさに甘えているだけじゃ無いのか?
たった少しの間に考えを巡らせているのが団長にも伝わったのだろう。
「エマ…俺は君を悲しませない」
もう考えるのはやめた。
この人の優しさに甘えよう。
コクンと私は頷いた。
すると、団長の大きなものがゆっくりと私の中に侵入してきた。
「あぁっ……。ぁ……、ぁ……」
あまりの大きさに若干の痛みを感じるが、それ以上に圧迫感と気持ち良さが押し寄せてくる。
ずぷ…ずぷぷ…、と音が聞こえる気がした。
「エマ、全部入ったよ、ホラ」
敢えて結合部分を見せつけられ、恥ずかしくて顔を背けた。