第23章 ●優しさ●

「今締まったよ。可愛いな」


そう言うとゆっくりと大きく引抜きゆっくり奥まで突かれた。
奥にガリっと当たり、目がチカチカした。
さっきイったばかりでクラクラしてしまう。


徐々に腰の速度が上がり、やがて律動的な動きに変わる。
先程の良いところをまた狙うような腰つきで、自然と私の腰も動いてしまう。


「やっ…、団長…、また私……、あっ…あぁぁっ！！」


ぐっ、ぐっ、と執拗に責められ、またイッてしまった。
グッタリとしている私にさらに団長は速度を早め絶頂を迎えようとしている。


「団長…ちょっ…待って…！イッたばっかりで…ダメっ……！！」


懇願するも聞き入れてもらえない。


「やっ！あっ！あっ！あっ！」



「エマっ！くっ……」


声も抑えることが出来なくなってしまった。

団長はそのまま速度を上げ、団長のものが一瞬大きくなったところで私はまたイッてしまい、団長は私から引き抜いて私の上に白濁した液体を出した。


団長は少しの間肩で息をしていたが、すぐにタオルで私の身体を綺麗にしてくれた。


私は身体が気怠くて、動こうと思えば動けたのだろうがそのまま余韻に浸っていた。



「エマ…このまま朝までここに居ればいい。ゆっくりお休み」


そう言って団長は私の額にキスを落とした。



私はそのまま団長の腕の中でしばらく微睡、眠りへとついた。