第23章 ●優しさ●

「エマ怖いことは無いか？」


ふと尋ねられる。
きっと乱暴をされた事を気遣ってだろう。

「大丈夫…です…」

答えると、そのまま団長の手はブラを押し上げ、双丘を優しく揉む。片方を揉み、もう片方は先端を転がすように舐められる。


そのまま手が下に伸びて行き、ズボンを少し緩めると下着の上から秘部をなぞられた。


「んっ！」


ピクンと身体が反応する。


その反応を合図に私の服は全て優しく取り払われた。

そして団長はループタイを外しシャツを脱ぐ。
厚みのある筋肉。大人の男性の筋肉のつき方。
厚みのある胸板に深く刻まれた腹筋。
それにこの端正な顔立ちについ美しくて見惚れてしまった。


「あまり見ないでくれ、恥ずかしくなる」


照れる団長を見て、全裸の私の方が恥ずかしくなった。
思わず顔を手で覆ってしまった。


「エマ…力を抜いて…」


団長はそう言うと私の膝を割って頭を入れ、秘部に口付けた。


「やっ、汚いです…そんな…」


またさっきのキスのように全てを舐め上げられる。
時折突起に舌が当たり、反射的に身体が反応する。
突起を優しくねっとりと舐められ、時折尖らせた舌先で弄ばれる。膣口がヒクヒクしてきたのが自分でもわかった。


「なんだか物欲しそうにしてきたな」


そして団長は指を一本膣内へ挿入してきた。
突起を舐めながらゆっくりと指を出し入れされる。
太くて長くゴツい骨張った指の感触が伝わってくる。
反対の手では私の胸の先端をクニクニと弄る。


「んっ……、んんぅっ……、」


膣内の指が私の良いところを探してまわる。
あるところに来ると反応が違うのがすぐにバレてしまい、

「ここだな…」