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私の初恋の人~その1~

第20章 朝


(つまり…私は昨日、団長からフルーツをもらい、今日は紅茶を頂いたと…。プラス私は団長のことが嫌いだと…まだ勘違いしてますよ!というか、また間接キスをしてしまった…///)
思い出すと顔が赤くなっていく。

すると、リヴァイは私を見ながら
「…まぁいい。問題は起こすなよ?…危なっかしいからな。」と言って私の頭をポンっと叩いて少し微笑んだ。

(…私より少し身長が高い…。鎖骨が…見える。爽やかな香りもする…///。兵長って香水とか使っているのかな?)
ふわりとリヴァイ特有の香りがする。
不意打ちに私の鼓動が高まる。トクントクン…


(へ、兵長が笑った…。あのいつも眉間にシワを寄せて怒っている兵長が…というか、結構近くない!?)

「…顔が赤いぞ?熱でもあるのか…」と、今度は私の顔をのぞき込んだ。

「い、いえ!大丈夫です!お構いなしに!」(焦るな私!)
リヴァイにときめいてしまいそうだ。エルヴィンが好きなのに…。


そんな会話をしているとあっという間に部屋についた。
リヴァイはエレベーターからすぐ降り、自分の部屋へ向かう。
「そうか…ならいい。10時までに部屋を出ろ。フロントで待っている。わかったな?」と言って部屋に入っていった。

「はい!わかりました!」私も焦って喋る。
(…はぁ〜。めっちゃ緊張したよぉ…。二人きりの密室で頭ポンポンされて…幸せだなぁ。)

「でも、私のこと心配してくれてるのかな?」
私はそう思いながら支度をしてホテルの部屋を出ていく。









私はリヴァイの言われたとおりにフロントへ向かう。

(時間は9時50分!十分前行動できてる!さっすが私。えらいえらい!)スキップしながら歩いていくと、エルヴィンとリヴァイは既にいた。


(…はやくない?私また最後だよ…。足引っ張らないように頑張らなくちゃ!)急いで二人のところへ行く。

「団長!兵長!おまたせしました!」

「大丈夫だよ。まだ時間はある。ゆっくりこの世界を楽しもう。じゃあ行こうか。」と言うと外へ向かう。
リヴァイが先に行く。そして、リヴァイは何かに乗った。

(…何だろうあれ…馬車でもないような。馬がいないし、真っ黒だ。)見えなくなってしまった。

リヴァイは黒い物体に乗るとどこかへ行ってしまった。


「団長、あの、兵長はどこいったんでしょう?」

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